ハウスものの日向夏の販売が解禁となり、27日朝、初競りがありました。
今年はあの人気ライトノベルとコラボレーションして、販売されるということです。

(武澤直穂記者)
「きょう初競りを迎えたハウスものの日向夏をいただきます。さわやかな香りと優しい甘さが口いっぱいに広がります」

県内では現在、33戸の農家が生産しているハウスものの日向夏。
宮崎市中央卸売市場で行われた初競りでは、最も高いもので1箱12個入りが1万円と、過去最高となった去年と並ぶ高値で取り引きされました。

また、今年は、シリーズ累計4000万部を突破した人気ライトノベル「薬屋のひとりごと」のキャラクターがデザインされたパッケージが数量限定で登場。

このコラボは、作者の日向夏さんが、ペンネームにするほど日向夏が好きだということから実現したということです。

(JAみやざき宮崎中央地区本部日向夏研究会 外山清一会長)
「味も今月に入って雨が少なかったこともあって、糖酸のバランスもほどよいおいしい日向夏ができている。宮崎で生まれた宮崎特産の日向夏なので、ぜひたくさんの方々にご賞味いただきたい」

ハウスものの日向夏の出荷は、来年2月上旬をピークに4月ごろまで続き、JAみやざきでは、今シーズンおよそ144トンの出荷を見込んでいます。