和歌山県白浜町の白良浜海水浴場では、冬の到来を告げる風物詩「防砂ネット」が設置されました。

 白浜町の職員らが砂浜に木の杭を打ち込み、約20m間隔でネットを張っていきます。

 白良浜海水浴場の砂は粒子が細かくさらさらとしていて、冬の強い季節風にあおられると温泉街や道路まで飛ばされてしまうため、毎年この時期に防砂ネットを張っています。

 今年で44年目を迎えるこの作業は、今や冬の訪れを告げる風物詩となっています。

 (白浜町役場 中松雅莉主事)「冬しか見られない防砂ネットになってますので、冬の白良浜を感じていただければと思います」

 防砂ネットは来年3月中旬に撤去される予定です。