来年3月で閉校する岐阜県高山市の小学校で、仲間への思いを込めた色紙作りが行われました。

高山市滝町の岩滝小学校は、全校児童が9人で今年度で閉校し、近くの東小学校に統合されます。きょうは、閉校記念制作として仲間へ向けた色紙作りに取り組みました。

飛騨市出身で新元号発表に使われた「令和」の書を書いたことで知られる茂住菁邨(もずみ・せいそん)さんが講師となり、児童たちは自分で選んだ「友」や「楽」などの言葉を3枚つづりの色紙に書き入れました。

(色紙作りをした児童)
「自然を残していきたいし、引き継いでいきたいので、この字にしました。皆の気持ちがこもっていたから嬉しかった」

制作した色紙は、地域の人たちに見てもらうため、閉校式で展示される予定です。