宮城県産の「乾海苔」の入札会が11月27日に宮城県塩釜市で開かれ、買受人が2025年シーズンの出来栄えを確かめました。

初入札には、宮城県内で生産された約1840万枚の乾海苔が並びました。会場では、買受人約200人が色合いや艶などを確かめながら品定めしていました。

買受人・卸売業者:
「かなり良いものが集まっていると思うし、これからもよくなると漁連に聞いているので期待している」


2025年シーズンは、育苗をする8月と9月の水温が平年より2~3℃高かったものの11月初旬から持ち直し、例年通りの出来になったということです。

宮城県漁協のり部会・内海洋倫・副部会長:
「今年のノリは三陸の寒流にもまれて味・風味・香りとともにすべて一級品となっているので、とてもおいしいと思います」



入札はこの後、11月27日の正午頃から始まります。宮城県漁協によりますと、2025年シーズン宮城県内では2024年シーズンと同じ約4億枚が生産される予定です。














