香川県三豊市詫間町の造船所跡地で行われている多目的広場の整備工事で、三豊市から工事を請け負った建設会社3社の共同企業体が、産業廃棄物の燃え殻と土の混合物を土中に埋め投棄した疑いで、3社とその社員、それに共謀した疑いで三豊市の職員が書類送検されました。
産業廃棄物の燃え殻と土の混合物を土中に埋め戻したか
廃棄物の処理及び清掃に関する法律違反の容疑で書類送検されたのは、三豊市詫間町の造船所跡地で行われている多目的広場の整備工事を受注した三豊市詫間町の建設会社3社と、それぞれの社員ら3人、それに工事を発注した側の三豊市の職員2人です。
警察によりますと、3社でつくる共同企業体は今年1月17日から5月2日までの間、工事現場で構造物撤去工事などに伴って発生した産業廃棄物の燃え殻と土の混合物、約920トンを土中に埋め、産業廃棄物を投棄した疑いが持たれています。
この工事をめぐっては、三豊市が行った土壌汚染調査で金属片や焼却残さが検出されたため、産廃として取り扱うことにしていましたが、適切に処理されず埋め戻されていることが明らかになったため、今年5月から工事が中断、三豊市が7月に警察に告発状を提出していました。














