青森県十和田市で開催された相撲の全国大会の資金など960万円余を着服したとして、市教育委員会に勤務していた20代の男性職員が懲戒免職処分を受けました。

十和田市 櫻田百合子 市長
「市民の皆さまの市行政に対する信頼を大きく損ねる事態となった。重ねてお詫び申し上げます」

十和田市は、さきほどはじまった臨時記者会で職員の懲戒免職について陳謝しました。

市によりますと、懲戒免職処分を受けたのは、十和田市教委に勤務していた20代の男性職員で、2025年6月~11月にかけて、市内で開催された相撲の全国大会やマラソン大会などで合わせて966万円を着服したことが確認されました。

10月中旬に外部から代金の未納ついて問い合わせを受けて、その後、市が調査を進めていました。

男性は、すでにきのう11月25日に全額を返済しているということです。