面識のない女性にわいせつな行為をした罪に問われている警察官だった男に、熊本地方裁判所は、拘禁刑2年・執行猶予4年の判決を言い渡しました。

判決を受けたのは、事件当時、熊本県警・水俣警察署の刑事・生活安全課で警部補として勤務していた東和彦被告(48)です。

これまでの裁判で東被告は起訴内容を認め、量刑が主な争点でした。

判決などによりますと、東被告は今年6月29日夜、熊本県八代市内の路上を1人で歩いていた面識のない20代の女性に背後から近づき、口をふさいで尻を複数回触りました。

11月26日の判決で、熊本地裁の鈴木和彦裁判官は「被害者の性的自由を顧みない卑劣な行為で、刑事責任は軽くない」とする一方で「罪を認め、母親が指導監督を表明している」などとして、検察側の拘禁刑2年の求刑に対し、拘禁刑2年・執行猶予4年の判決を言い渡しました。

事件を受けて、東被告は今年8月に県警から停職6か月の懲戒処分を受けた後、依願退職しています。

判決を受け、県警の大島誠吾首席監察官は「判決を重く受け止め、今後とも再発防止に向けた対策を推進する」とコメントしました。