11月11日から24日にかけて、恋愛感情等が満たされなかった恨みを晴らす目的で元同僚の男性(33)に対し、「私との関係をどう思っているのか」などのメッセージを計11回送信するストーカー行為をしたとして、33歳の会社員(自称)の女が逮捕されました。
女は、メッセージの送信を認めたうえで「恋愛感情があったわけではありません」などと話しているということです。
ストーカー規制法違反の疑いで逮捕されたのは、福岡県春日市に住む33歳の会社員(自称)の女です。
33歳の女は、元同僚の男性(33)に対する恋愛感情等が満たされなかった恨みを晴らす目的で、
① 11月11日午後8時すぎから22日午前8時半ごろまでの間、「私との関係をどう思っているのか」「今回のことについて、意思を一度だけ教えてほしい」「会ってくれませんか」などとSNSで計4回メッセージを送信して面会等義務のないことを要求した疑い
② 元同僚の男性から拒まれたにもかかわらず、11月24日午前7時ごろから午後5時すぎまでの間、「自分で決めて、15時までに連絡してください」などとSNSで計7回メッセージを送信して面会等義務のないことを要求した疑い
が持たれています。
11月24日の夜、被害を受けた元同僚の男性が「同じ会社の元同僚からストーカー行為を受けている」と警察に相談して事件が発覚しました。
翌日、警察がストーカー規制法に基づく警告を発するため、33歳の女に出頭を要求。
女が頑なに拒否したため、元同僚の男性とその家族の安全を確保するため、女を逮捕したということです。
元同僚の男性と逮捕された女は、同じ会社に勤めていた際に連絡先を交換していたということです。
取り調べに対し、33歳の女は「ラインで拒まれたにもかかわらず、メッセージを送信したことや会うことを要求したことは間違いありませんが、被害者に対する恋愛感情があったわけではありません」などと話しているということです。
警察は、33歳の女が一方的な恋愛感情を募らせていたとみて捜査しています。














