気象庁によりますと、25日から26日にかけて、西日本から南西諸島の広い範囲で黄砂が予想されます。【黄砂のシミュレーションを画像で掲載しています】。
25日から26日にかけて、西日本から南西諸島の広い範囲で黄砂が予想され、視程が10キロメートル未満となるでしょう。
所によっては視程が5キロメートル未満となる見込みです。
屋外では所により黄砂が付着するなど影響が予想されます。
視程が5キロメートル未満となった場合、交通への障害が発生するおそれがありますので注意してください。
また、洗濯物や車への付着などに注意が必要です。
呼吸器系の疾患をお持ちの方は、症状悪化の恐れもあるので、外出の際はマスクなどで対策をなさってください。
なお、今週27日(木)から28日(金)ごろにかけても、再び黄砂が飛来する可能性があります。
今後の最新の情報をご確認ください。
■黄砂とは
東アジアの砂漠域(ゴビ砂漠、タクラマカン砂漠など)や黄土地帯から強風により吹き上げられた多量の砂じん(砂やちり)が、上空の風によって運ばれ、浮遊しつつ降下する現象を指します。
黄砂は、3月から5月に多く観測され、月別黄砂観測日数平年値は、4月の6.2日が最多となっています。
一方、11月の飛来は珍しく、11月の月別黄砂観測日数平年値は0.4日です。














