地域の食材を地域で味わって欲しいと岡山市が家庭で作れるオリジナルの「どんぶり」レシピを募集する「桃太郎さんの地産地消どんぶり王選手権」。最優秀に選ばれたどんぶりの販売が岡山市役所の食堂で始まりました。

杉澤眞優キャスター

(杉澤眞優キャスター リポート)
「♪桃太郎さん、桃太郎さん。こちらがきょうから提供されるどんぶりです。どんぶりこ、どんぶりこと流れてくる桃をイメージして考案されました」

岡山市が主催する「どんぶり王選手権」で最優秀に輝いたその名も「秋の岡山いっぱい丼」です。

県産のサトイモの生地に炒めたひき肉を詰めた「里芋だんご」は桃太郎の桃から発想を得ました。

甘めの醤油でシンプルに味付けした「野菜のあん」も黄ニラやシイタケなど10種類以上の県産食材が使われています。

選手権は122の応募があり、このほか3作品が優秀賞に選ばれています。

(杉澤眞優キャスター リポート)
「いただきます。味や食感がしっかり伝わってきますね。少しショウガもきいていてとっても美味しいです」

11時の開店と同時に次々と客が訪れ1時間足らずで限定20食は完売。早速、味わった人は…

(訪れた客)
「ねちねち感がグッド」


「サトイモがとっても美味しいです」


「黄ニラも入っていて美味しい」


「しっかり地元の食材を使って地域を盛り上げるためにもいいですね」

メニューを考案したのは岡山市在住の道正千秋さんです。

(最優秀メニュー考案者 道正千秋さん)
「サトイモがねっとりして美味しい『だんご』になっているので、サトイモの美味しさと秋の季節の食材を楽しんでいただけたらと思います」

「秋の岡山いっぱい丼」は1日20食限定であさって15日まで販売され、最優秀と優秀作品のレシピは岡山市のホームページに公開されています。