「なぜ裸?」「夢を2つ持つには?」子どもたちの素朴な疑問

トークショーの後半は、会場の子どもたちからの質問コーナーへ。大人顔負けの鋭い質問から、素朴で可愛らしい疑問まで、ひとつひとつに小島さんが丁寧に答えていきました。

―将来の夢が2つあります。空手の先生とディズニーのキャストです。どうすれば2つとも進められますか?

小島:結論から言うと、どっちもできると思うよ。ディズニーのキャストはまだ小学生だと募集していないはずだから、まずは空手を一生懸命頑張る。空手で身につけた綺麗な体の動きは、たくさんの人がなりたいディズニーのキャストになる上で、君だけの大きな武器になるはず。だから今は空手を頑張って、応募できる年齢になったらディズニーのキャストに挑戦すれば、きっと両方いけるんじゃないかな。

―どうして裸でお笑いをしているんですか?

小島:やっぱり気になるよね。面白いかなと思ってやっています。体を鍛えているから、その筋肉を見せた方が面白いんじゃないかなと。どうかな?服は着た方がいいかな?(質問した女の子は「服着なくてもいい」と答える)

小島:あ、このままでいい? よかった(笑)。実は裏話があって、初めてテレビに出た時、本当は「服を脱ぎながら怖い話をする」というネタだったんです。海パン一丁になって怖い話のオチを言った後に「あー、下手こいたー!」と叫んでから「そんなの関係ねぇ!」をやる、という流れでした。でもオーディションで「前半はいらない」と言われて、最初から裸で出ることになったんです。

子どもたちの真っ直ぐな質問に、時にユーモアを交え、時に自身の経験を振り返りながら、真剣に言葉を紡ぐ小島さん。その誠実な人柄が会場を温かい空気で包み込み、トークショーは幕を閉じました。