IAEA=国際原子力機関の理事会は、イランに対し核施設への全面的な査察を受け入れるよう求める決議案を賛成多数で採択しました。イランは「IAEAとの協力は終了した」と反発しています。
IAEAは20日、定例の理事会で、アメリカ・イギリス・フランス・ドイツの4か国が提出していた決議案を賛成多数で採択しました。
決議では、イランに対し、IAEAによる核施設への査察を全面的かつ迅速に受け入れるよう求め、核物質の保有量や保管場所について正確な情報を提供するよう求めることなども盛り込まれています。
IAEAは、今年6月にアメリカがイランの核施設を攻撃して以降、高濃縮ウランの貯蔵量を把握できておらず、5か月以上検証が行われていないとして深刻な懸念を示しました。
採択を受け、イランのアラグチ外相はSNSで「IAEAの信用と独立性を損ない、協力プロセスを妨げている」などと非難しました。
今年9月に再開で合意したIAEAとの協力関係について、「正式に終了した」と反発しています。
注目の記事
柏崎刈羽原発 再稼働容認へ…花角新潟県知事が繰り返す『信を問う』姿勢に“変遷”は「私はこの7年間、判で押したように同じことしか言っていません」

謎の恒星間天体「3I/ATLAS」の新画像 NASAが複数公開「宇宙人・地球外生命体の関与」は否定

「家族がクマに襲われた。血が出ている」クマが突如 頭上の木の上から…顔咬まれた女性は家に駆けこみ…

あま~い誘惑…「別腹」の正体は脳と胃が連動して起こる “生理反応” 食べたい気持ちに打ち勝つには?医師が解説

【インフルが猛威】北海道内の患者数“警報”に迫る、大規模イベントも背景か…受験生「怖い」「授業に遅れると大変」と危機感 手洗いやマスク着用など感染予防の徹底を

何者かがいけすに大型肉食魚「アカメ」を放流か...海上保安庁が器物損壊など視野に調べ進める 「何を考えているのかわからない」と業者からは困惑の声【高知】









