今年5月からアメリカ軍岩国基地（山口県岩国市）に展開していた、海兵隊のF35B部隊がアメリカ本国に帰還しました。

18日、中国四国防衛局から岩国市に連絡がありました。

中国四国防衛局が今年5月に岩国に展開した海兵隊のF35B部隊について基地に問い合わせ、「本国に帰還したことを確認した」ということです。

岩国基地の海兵隊は常駐するF35Bの2部隊とアメリカ本国と半年ごとにローテーションする1部隊の3部隊で運用されてきました。しかし今年5月、新たなF35Bの部隊が展開し、4部隊となっていました。

中国四国防衛局は「運用機数に大きな変更はない」と説明し、福田市長は「一時的な展開」として理解を示していましたが、事前連絡がなかったため情報提供のあり方に課題を残しました。

中国四国防衛局は交代の部隊が岩国基地に展開するかどうかを含め、将来的な部隊の動きはアメリカ側の運用に関することで、回答できないとしています。