ウクライナへの支援の輪が広がり続けています。
戦死した父のことを綴った本で得た収益の一部がウクライナへの支援金としてきのう日本赤十字社に寄付されました。
寄付したのは諫早市老人クラブ連合会です。
連合会会長の大塚 梓さんは太平洋戦争に出征しニューギニアで戦死した父の格さんが戦地から妻に送った手紙などを1冊にまとめ先月、出版しました。
手紙の一部『おばあちゃんの手を握る代はりに 多くの勇士の手を握って居ります』『顔は陽に焼け鬚は伸び服は痛ましく破れて居る』
連合会では、この本を通じて戦争の悲惨さを伝えるとともに、ウクライナの1日も早い平和につながればと、販売で得た収益の一部をウクライナ支援の寄付金として14日、日本赤十字社に寄付しました。
諫早市老人クラブ連合会 大塚 梓 会長「戦争を昔の戦争を記憶しておかなければならない。記憶することによって今の平和を維持することに役立たなければいけないという気持ちで発行したようと思った。この売上金をそういうふうに支援金に差し出すということは、ごく自然な流れなのかなと」
一方、南島原市では、市営住宅を4戸確保してウクライナの避難民を受け入れるほか、受け入れ可能な家庭でのホームステイを行うと発表しました。
避難の長期化が見込まれる場合は、語学学習支援や就労支援も行うとしていて、支援の輪が広がりを見せています。
注目の記事
強度行動障害のある28歳息子と初めて離れて暮らす決断 「自分たちが世話が出来なくなる前に」両親はパニックに対応できる施設を6年間探す...届いた「受け入れ可能」のメール

「保険が不正使用されている」記者に詐欺電話 “だまされたふり”続けるとオンラインで事情聴取 警察官姿の犯人が… 詐欺手口の全貌は

爆買いした戦闘機、その後どうなった? 膨張する“防衛費”国民生活への影響は【報道特集】

思春期中学生の10人に1人 朝起きられないのは「怠け」ではない~中高生に増える起立性調節障害~「当事者親子の声」

「骨が折れやすい難病」9歳の少年 YouTubeで出会った“憧れの先輩” 骨が折れても――始まった挑戦と、亡き母の思い

生徒4人に1人がサッカー部 全国大会常連校で起きた〝裸で土下座〟 『いじり』が遠因ないし原因 発生リスクの高い集団とは 調査報告書がまとまる 熊本









