大分市のJR古国府駅で17日、運転士の確認不足によりおよそ10人の客が乗車できないトラブルが発生していたことがわかりました。

JR九州によりますと、17日午前8時前、JR久大本線の古国府駅に停車した普通列車に、およそ30人のうち20人が乗車できましたが、残りのおよそ10人が乗車できないままドアが閉まってしまいました。

この列車は由布院発大分行きの2両編成で、およそ150人が乗っていました。

原因についてJR九州は運転士による乗降確認が不十分だったと説明しています。乗れなかった利用者からの申告で事態が発覚し、けが人や遅れはなかったということです。

JR九州は18日、このトラブルを国交省に報告し、再発防止に努めたいとしています。