養殖カキの水揚げ量日本一を誇る広島県でカキが大量に死んでいる問題を受け、鈴木農水大臣はあす、現地を視察すると発表しました。

広島県などによりますと、東広島市などでは先月から養殖カキの水揚げが始まりましたが、そのうち7割から9割が死んでいるほか、岡山県や兵庫県でも同様の被害が出ているということです。

これを受け、鈴木大臣はあす、広島を視察し、漁業関係者と意見交換すると発表しました。

鈴木農水大臣
「どんな手法が広島の皆さんにとって最も希望が見出せるものになるのかも含め、しっかり対応させていただきたい」

カキの大量死について広島県の水産海洋技術センターは、「海水温の上昇や、雨が少なく海水の塩分濃度が上がったことなどが考えられる」と分析しています。