元高知県議会議員で自民党に籍を持つ大石宗氏に、濵田知事の発案で高知県が新設した特別職「参与」の辞令が交付されました。
辞令が交付されたのは元県議会議員の大石宗氏です。県の特別職「参与」は官民連携の橋渡し役を担い知事への助言や調査を行います。週3日の勤務で給与は月額37万円ほど、執行部の意思決定には直接関与しません。濵田知事は「経済活性化の知見や民間事業者とのネットワークを持ち、県庁の仕事も理解している。今までの経験を生かしてほしい」と話しました。

(濵田省司知事)
「大石さんもいろいろ言いたいことはあるとは思いますけれど、それはそれとして、多くのサイレントマジョリティーというべき県民の皆さんは、ここでどういう成果が具体的に上がるのかが一番注目をしている。そこで成果を上げることがご不安やご懸念にこたえる一番いい道」
大石氏は高知市出身の45歳で、夏の参院選徳島・高知選挙区に自民党から出馬し落選。現在も自民党に籍を置いていることについて濵田知事は「法的に問題ない」との認識を示しています。
(「参与」の辞令を受けた 大石宗氏)
「決して私の就職支援でも全くありません。政治活動支援でも全くありません。私が所属している自由民主党が何か関与していることも一切ない。自分自身の本当の思いとか今の立場を可視化していくことが非常に大事だと思う」
「参与」の任期は11月17日から2026年の3月末までですが、延長する可能性もあるということです。














