14日午後、北海道函館港の近くでイカ釣り漁船と貨物船が衝突し、イカ釣り漁船の船長ら男性2人が重軽傷を負いました。
事故があったのは函館港の西側約1キロメートルほどの海上です。
14日午後0時半ごろ、停泊していた貨物船「第八昭扇丸」(499トン)の右側の船体に、奥尻町のイカ釣り漁船「新盛丸」(9.7トン)が衝突しました。
函館海上保安部によりますと、この事故で漁船の67歳の船長と74歳の船員の男性2人が、顔面を強く打つなどして、船長は下あごを骨折する重傷、船員は打撲の軽いけがをしました。
貨物船の乗組員5人にけがはありません。
漁船は函館港にある造船所まで航行し、造船所を通じて「沖でぶつかりました」と函館海上保安部に通報しました。
当時、漁船はイカ漁に行く途中だったということです。
またこの衝突でそれぞれの船体が損傷しましたが、油の流出は確認されていません。
函館海上保安部は、船長らから当時の詳しい状況を聞くなどして、事故の原因を調べていく方針です。
事故当時の現場の天気は晴れで、北西の風約5メートル、波の高さが約1メートル、見通せる距離は20キロメートルほどだったでした。
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