愛知県長久手市が、働き方改革推進のため、開庁時間の短縮を検討していることが分かりました。

長久手市役所では本庁舎などの開庁時間と電話受付の時間は現在、午前8時半から午後5時15分までとしています。長久手市によりますと、これを2026年6月1日以降、午前9時から午後4時までに短縮することを検討しているということです。

市役所を訪れる人の多くが、午前9時から午後4時までであることや、証明書のコンビニ交付が普及し、更なるオンライン化が進むことなどを背景に、職員の働き方改革の推進のため、検討を行っています。

職員の勤務時間に変更はないものの、これまで窓口業務に充てていた時間を、そのほかの業務にあて、時間外勤務の短縮を図ります。

長久手市は、12月に市の広報紙で検討開始を知らせ、市民に周知した上で、開庁時間の短縮を実施したい考えです。

また愛知県知立市では、開庁時間の短縮を決めていて、電話対応はこれまで通り午前8時半から午後5時15分まで行うものの、市役所での窓口対応は、2026年6月1日以降、午前9時から午後4時までに短縮します。