愛媛県松前町が計画するスケートボードやBMXなどが楽しめる「アーバンスポーツパーク」の本格的な検討が始まります。
13日、整備検討会の委員に委嘱状が手渡されました。

松前町の「アーバンスポーツパーク」計画は、今年9月に発表されました。
若者らが楽しむスケボーやBMXだけではなく、高齢者の健康づくりの場としても期待されています。

町ではその検討会を設置し、県スケートボード協会の会長など専門家のほか、施設の整備を求めてきた町民の有志ら5人を委員に選びました。

5人は13日、田中浩介町長から委嘱状を受け取りました。

松前町アーバンスポーツパーク設立の会 松室純平 会長
「これが本当に一個一個、道になっていくのかと思ってめちゃくちゃうれしい。でも、これから本当にできないといけないのでどういうものを作れるのかを話し合っていいものを作りたい」

検討会では来年度中に予定地やプレイできる種目など、基本計画を作成する予定です。
これを受け松前町は2028年度中の整備をめざします。

一方、第2段階として構想するアリーナについて田中町長は、民間投資や地域活性化を重視すると述べました。

松前町 田中浩介 町長
「今の段階では検討していくというところ。もちろんどこが民間の投資をするかというのも大事だが、どこの場所でやれば一番まちが松前を中心にというわけではないが中予の活性化につながっていくか」

また、アリーナ整備はプロバスケット「愛媛オレンジバイキングス」の本拠地に選ばれるのが前提だとして、チームの成長もカギを握るとの認識を示しました。