警視庁は、オンラインカジノなどの捜査を担当する捜査員に対し、ギャンブル依存症への理解を深めるための講習会を初めて開きました。

久里浜医療センター 松下幸生 院長
「ギャンブルする人であれば誰でもギャンブル依存になることが、一般的に言われています」

神奈川県横須賀市の久里浜医療センターで開かれたのは、ギャンブル依存症に関する講習会です。

警視庁が賭博事件を担当する捜査員に対し、依存症に対する理解を深め、オンラインカジノなどの再犯の予防に繋げる目的で今回、初めて実施しました。

講師として参加した松下院長は「オンラインカジノは若年化している。依存症は病気で一人で抱え込まず、周囲に相談したり、病院を受診したりしてほしい」などと話しました。

警視庁は「捜査員一人一人が理解を深め、対策の強化に繋げたい」としています。