静岡新聞SBSは、社会人キャリア採用を募集するサイトで応募者の個人情報が外部から閲覧できる状態になっていたと、11月12日に発表しました。
閲覧可能な状態になっていたのは、静岡新聞SBSの社会人キャリア採用に応募していた1人分の情報です。
このサイトでは、エントリーシートを本来ならダウンロードして書き込むものでしたが、クラウドサービスの設定の不備によって、掲載していたシートに外部から書き込める状態となっていました。
10月8日に応募した1人がこの状態で直接、掲載シートに個人情報を入力、11月4日に外部からの指摘で会社側が認知するまでの約1か月にわたり、この情報を不特定多数の人がインターネット上で閲覧できる状態になっていたということです。
この期間内に合わせて15回のアクセスが確認されています。シートでは応募者の氏名や住所、学歴、職歴、志望理由などが分かるようになっていて、外部からの指摘を受け、担当者が直ちにシートを削除し応募者にお詫びしました。
静岡新聞SBSは「クラウドサービスの認識不足とチェック体制の不備が原因」として、システムの見直しやチェックの徹底など再発防止策をはかるとしています。














