「道の駅」整備をめぐって
香川県の最も西に位置する観音寺市です。人口約5万6000。旧観音寺市と旧大野原町、旧豊浜町が合併し、20年の節目を迎えています。少子高齢化や若者の市外への流出などが大きな課題となっています。衰退するまちをどう変えていくのか。市民の関心を最も集めているのが、にぎわい創出の拠点として計画されている新たな道の駅の整備です。
(観音寺市民)
「道の駅でいろいろな意見がたくさんあるけれど、できたらいいなと思っています」
「活性化するのではないか、農産物の集荷をしてもらえるという話もあるようですし」
「あれはだめだね、道の駅を整備してもだめだと思う、若い人たちが本当に幸せになれる世の中になってほしい」
「(新道の駅の整備に)反対ではないですが、観音寺市が借金を抱えなかったらいいのになと思います」
豊浜町の国道11号沿いに計画されているのが、中四国最大級の新しい「道の駅」です。総事業費は78億円あまり。国の補助などを活用し、市の実質的な負担は約19億円を見込んでいます。














