アメリカで性的虐待の罪に問われた富豪のエプスタイン元被告に関する疑惑をめぐり、トランプ大統領が過去に被害者の女性と「数時間過ごした」とエプスタイン元被告が言及したメールとされる文書が新たに公開されました。
アメリカ連邦議会下院の民主党は12日、下院の監視委員会で、富豪のエプスタイン元被告が側近らに宛てて送ったメールだとする文書を公開しました。
2011年4月のメールとされる文書の中では、エプスタイン元被告が「私の家で女性とトランプ氏は何時間も一緒に過ごしたのに、警察などからは一度も言及されたことがない」とつづっていることが確認できます。
エプスタイン元被告は未成年女性とのみだらな行為を顧客にあっせんしたなどとして性的虐待などの罪で起訴され、裁判を控えた2019年に拘置所の中で死亡しました。
トランプ氏はエプスタイン元被告と過去に親交がありましたが、これまで、“エプスタイン元被告が女性とのみだらな行為をあっせんしていたことは知らなかった”などと説明しています。
アメリカでは再び、トランプ氏とエプスタイン元被告の関係への関心や、エプスタイン元被告の事件をめぐるさらなる情報公開を求める声が高まりそうです。
一方、これを受けてホワイトハウスのレビット報道官は「トランプ大統領に非がないことを証明している」と述べました。
ホワイトハウス レビット報道官
「これらのメールはトランプ大統領に何の非もないということだけを証明している」
また、トランプ大統領はSNSに、「政府閉鎖などでの失敗から注意をそらそうと、民主党がふたたびエプスタインのデマを持ち出してきた。こんな罠に引っかかるのは非常に悪い共和党員か、愚かな共和党員だけだろう」と書き込み、事態の鎮静化を図っています。
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