不登校の児童・生徒によるオンライン学習が出席扱いとなる「ネット出席」の制度について、不登校の児童・生徒やその親にも十分に認知されていないことがわかりました。
支援団体が全国の不登校の児童・生徒と保護者を対象に行った調査によりますと、「ネット出席」について、小学4年から中学3年の不登校者の63.5%、保護者の26.6%が「知らない」と回答。また、学校側から説明や提案を受けたことがあるのは1割ほどだったということです。
不登校生徒の保護者
「現場の学校では(制度が)未だに絵に描いた餅のままです。制度が形だけで終わるのではなく、現場で生きる制度となるよう、お願いします」
会見に出席した京都府の女性は、不登校になった中学3年生の長女が学校などから「前例がない」とネット出席を断られたことについて触れ、制度の周知徹底を訴えました。
文科省によりますと、不登校の児童や生徒のうち、ネット出席が認められているのは2024年度時点で全体の3%ほどにとどまっているということです。
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