もうすぐクリスマス。福島県伊達市では、ケーキに欠かせないイチゴの収穫が始まりました。しかし、今年はイチゴにも原油高などの影響が出ていて、生産者は頭を悩ませています。
真っ赤に輝く宝石のようなイチゴ。伊達市霊山町にある農園「松葉園」では、11月下旬からクリスマスケーキなどに使うイチゴの収穫が始まりました。
こちらでは22棟のハウスで「とちおとめ」を栽培。
今年は天候に恵まれたため生育はおおむね順調で品質も良く甘さも十分だといいます。
小湊愛巳アナウンサー「すっごく甘い。ほどよい酸味もあって、すごくバランスの良いイチゴですね。おいしいです。」
収穫したイチゴは1日およそ200パック出荷し、クリスマス直前になると多い時で300パックほど出荷するということです。こうしたなか、頭を悩ませていることが・・・
松葉園・大橋松太郎代表「こちら暖房機なんですが、暖房機の灯油代がいますごく値段があがっていて、ガス代も値上がりしていて、本当に二重、三重苦という感じになっている」
プラスチックの包装容器や暖房費の値上がりなどで、例年と比べ生産コストが3~4割ほど増えているといいます。
このため、直接取引きをする県内のケーキ店などには1割程度の値上げをお願いせざるを得ないといいます。
松葉園・大橋松太郎代表「物価高騰って本当に辛い部分もあるけれど、今年のイチゴもおいしく出来上がっているのでぜひ、イチゴを食べて笑顔になってもらえればと思う」














