第一生命は、内勤職を対象に、「同意のない転勤」を廃止すると明らかにしました。大手生命保険会社では初めての取り組みで、今後、労働組合との協議を経て、正式に決定します。
第一生命は2027年4月から人事制度を改定し、内勤職を対象に、合意のない転居を伴う転勤を廃止する方針を明らかにしました。
具体的には、▼中長期的にキャリアを形成する「基準勤務エリア」と、▼転勤可能エリアを社員自身が選び、その地域内で異動を実施します。
一方、転勤を受け入れた社員にはひとつきあたり最大で16万円の手当を支給するほか、単身で赴任する社員への手当も拡充するとしています。
また、年功序列の制度を改め、役割や専門性と連動した人事制度も導入します。
入社年次や年齢にとらわれず、仕事の内容や責任の重さに応じた処遇となり、例えば、保険金の算定など高い専門性を持つ20代の社員では、年収が最大で140万円上がる場合もあるということです。
第一生命は「社員の持つ可能性を最大限に引き出すため、抜本的な人事施策の見直しに着手する」としていて、今後、労働組合との交渉を経て、正式に決定する見通しです。
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