最先端技術に触れることで子どもたちのデジタル力の向上につなげようと、石川県金沢市の中学校で12日、建設現場で使われているVR機器などを用いた体験授業が開かれました。

この取り組みは、金沢市で今年度から始まった新金沢型学校教育モデル「デジタル科」の一環として始まったものです。

きょうは港中学校に金沢建設業協会の会員や金沢工業大学の学生が訪れ、2年生約160人が建設現場で使われているVR機器やドローンの操作を体験しました。

生徒「想像していたより、先端技術を使っていて、すごく進化してるんだなって思いました」

「パソコンの技術とか培っていって、自分の将来の仕事に役立てていけたらなと思います」

近年、社会全体で人手不足が課題となりデジタル人材の育成が急務となっていて、主催した金沢市では、先端技術の体験学習を通して子どもたちのデジタル力の向上に役立てたいとしています。