きょう11月11日は厚生労働省が定める「介護の日」です。住友生命のアンケートでは、回答者のおよそ8割が将来の親の介護に不安を感じていることがわかりました。

住友生命が20代から60代の男女1000人を対象に実施したアンケートによりますと、全体のおよそ8割が、将来、親が要介護者になった場合の介護について、「不安」と回答しました。

具体的な不安の内容としては、▼「公的介護保険制度の知識がない」がおよそ43%、▼「仕事と介護の両立」がおよそ41%などとなりました。

仕事と介護の両立については、「代替要員がいない」などの理由から「不可能」と回答した人が全体の6割を超えました。

不安がある一方で、親の介護が必要になった場合の対応については「決まっていること・把握していることはない」との回答が7割を超え、事前の備えをしている人が少ない実態も明らかになりました。