今月6日に長崎市で起きた住宅火災で、焼け跡から見つかった3人目の遺体は火元の家に住む高齢男性で、死因は焼死であることがわかりました。

この火事は今月6日、長崎市油屋町で住宅やビルなど10棟を焼き、火元となった下田哲二さん83歳の木造2階建ての家の焼け跡から3人の遺体が見つかったものです。

この家には下田さんの家族3人が暮らしていて、2階の部屋で発見された2人の遺体については下田さんの娘の紗英子さん43歳と、小学2年生の孫、理紗子さん8歳であることがわかっていました。

警察によりますと、1階の部屋と台所の間から見つかった残る1人の遺体については歯形などから下田さんであることが判明。死因は焼死でした。

警察と消防では引き続き出火原因を詳しく調べています。