自衛隊への理解を深めてもらおうと9日、長崎県佐世保市で隊員らによるパレードが実施されました。


隊員らは笑顔で手を振るなど穏やかなイメージでのパレードとなりました。陸・海の自衛隊とアメリカ海軍の兵士らあわせて300人が参加し、佐世保市のアーケードをおよそ30分かけて行進しました。



パレードは自衛隊の創設記念日である11月1日にあわせて実施されていて、ことしで20回目です。


自衛隊の本来の姿を伝えようと、かつて陸上自衛隊の隊員は小銃を携帯していましたが、去年からは銃を持たずに行進しています。
まちなかでのパレードに対して市民からは「距離が近くなったと感じる」という声が聞かれた一方、「市中でやるのはどうかという思いはある」という意見もありました。

パレードで小銃を持たない理由について陸上自衛隊は「市民に親しみを抱いてもらうため」と説明しています。














