花園出場をかけた全国高校ラグビー長崎県大会の準決勝2試合が9日、大村市で行われました。

第1試合は長崎北陽台と大村工業が対戦。開始2分に北陽台の下釜選手が最初のトライを上げると、その後も北陽台の猛攻が止まりません。

前後半で17トライと14ゴールを決め、大村工業に1点も許すことなく113対0で勝利しました。

試合後、長崎北陽台高校の山口貴生主将は「この1年間、花園に出るためにやってきた。ことしは悔しい思いをしてきているので、しっかりと頑張りたい」と話しました。

続く第2試合は長崎北と長崎南山が対戦。長崎北がスピードとパワーを活かし序盤から試合の主導権を握ります。

その後も着実に得点を重ねた長崎北が52対0で勝利し決勝に駒を進めました。

長崎北の北嶋勇翔主将は「高総体では北陽台に負けた。きょう出た反省を修正して花園に行けるように頑張りたい」と話していました。

決勝は今月16日、長崎市のベネックス総合運動公園かきどまり陸上競技場で行われます。