東北地方では、前線や上空の寒気の影響により、大気の状態が非常に不安定となるでしょう。10日夕方にかけて、竜巻などの激しい突風や落雷、ひょう、急な強い雨に注意してください。
気象庁によりますと、前線を伴った低気圧が、日本海北部にあって、北東へ進んでいます。この低気圧は、10日にかけて発達しながらオホーツク海へ進み、前線が東北地方を通過する見込みです。また、10日は、東北地方の上空約5500メートルに、氷点下27度以下の寒気が流れ込むでしょう。前線に向かって流れ込む暖かく湿った空気や上空の寒気の影響により、東北地方では大気の状態が非常に不安定となる見込みです。
このため、東北地方では、積乱雲が発達し、雷の発生する所があるでしょう。
[防災事項]
東北地方では、10日夕方にかけて、竜巻などの激しい突風や落雷、ひょうによる農作物や農業施設等への被害、急な強い雨に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、頑丈な建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。














