甚大化する自然災害時にインフラを素早く復旧する技術を養うため、静岡県静岡市のガス会社が11月7日、ガス管の修繕作業などを披露しました。

この「SHIZGAS導管技能チャレンジ」はガス管の修繕技術の継承などを目的に「静岡ガス」(静岡市駿河区)が毎年開催していて、静岡県危機管理部職員や周辺の自治会長など約60人が見学しました。

実演では風水害によってガス管に水が浸入し、ガスの供給に問題が発生した想定で、若手・中堅社員6人が原因の調査から修繕までの一連の作業を披露しました。

<静岡ガス静岡センター 尾入忍センター長>
「皆さんにより良い暮らし、快適な環境、エネルギーを提供できる準備を進めていかなければならないと思っている」

静岡ガスは来年以降も社員の技能向上などに取り組んでいく方針です。