実家じまいの経験を持つタレントの松本明子さんのトークショーが岡山市北区で開かれました。

トークショーは、岡山県宅地建物取引業協会が、空き家の管理や相続などについて知ってもらおうと開いたものです。

25年間空き家だった高松市の実家を売却したタレントの松本明子さんは、いつかは住むかもしれないと税金や光熱費、草刈りなどに1000万円以上をかけたものの、売却査定が200万円だったなどと話しました。

(実家じまいをした松本明子さん)
「結局、私も維持管理をしました。手放すまでには25年間かかりましたけれど、どうしても空き家は存在するだけでお金がかかってしまう」

松本さんは、実家じまいは早めに決断し、専門家に相談することが大切などと呼びかけていました。