新潟県など北陸地方では10日ごろ、上空に寒気を伴った気圧の谷が通過し、大気の状態が不安定となり大雨となる所がある見込みです。

新潟地方気象台は、雨雲が停滞した場合や予想よりも発達した場合は、警報級の大雨となる恐れがあるとして、県内では10日ごろは土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒するよう呼び掛けています。

雨の予想

▼9日午後6時から10日午後6時までに予想される24時間降水量(多い所)
 上越・中越・下越 80ミリ
 佐渡 60ミリ

また、気象台は8日「雪に関する新潟県気象情報」を発表しました。
県内では10日から11日ごろにかけて標高の高い所を中心に雪となり、積雪となる所がある見込みです。気象台は、新潟県の山沿いでは10日から11日ごろにかけて積雪による交通障害に留意するよう呼び掛けています。

今後の雨のシミュレーションを見ると、あす9日は午後以降、広い範囲で雨となり、10日も雨が続きそうです。一部では11日も雨となりそうで、山沿いなどでは雪の所もあるかもしれません。

今後の気象情報に注意してお過ごしください。