伝染病のポリオ撲滅に向けて、11月1日、伊豆半島を自転車で縦断するキャラバンが行われました。

伊豆半島の7つのロータリークラブは11月1日、ポリオ撲滅を訴えるため、下田市から三島市までの約90キロを自転車でリレーするイベントを行いました。

「エンドポリオキャラバン、スタート!」

伝染病のポリオは「小児まひ」とも呼ばれ、感染力が強く、発症すると体にマヒなどの症状が出ることがありますが、ワクチンで予防が可能とされています。

参加した約60人の会員は「ENDPOLIONOW」と書かれた赤いTシャツを着て電動アシスト付きの自転車で走り、伊東市や伊豆の国市などを経由し、三嶋大社に到着しました。

<国際ロータリー静岡第1グループ 堀内満喜子 ガバナー補佐>
「(ポリオについて)何だろうと思ってくれるだけで、興味を向けてくれるだけで、私はそれはそれでいいかなと思って、それが広報活動になるのではないかなと思います」

日本では1981年以降、ポリオの感染例はありませんが、海外から日本への侵入を警戒する必要があるということです。