政府備蓄米をめぐって財務省の審議会は、政府が保管するのでなく、「民間備蓄」を活用することで年間387億円の負担が減るとの試算を示しました。
政府はこれまで毎年20万トン程度の備蓄米を買い入れ、5年間保管した後、飼料用として安く売却していますが、年間の国の負担は403億円にのぼっています。
財政制度等審議会は流通段階にある民間在庫の一部を「民間備蓄」として活用する場合、負担は16億円程度となり、政府が保管するよりも387億円も負担が減らせるとしています。
また、備蓄米について、小売業者に届くまで品質の確認や流通に時間がかかるなど迅速な対応に課題があり、機動的に対応するためにも民間備蓄の活用を検討すべきだとしています。
注目の記事
「やっと技術が認められた」従業員約70人の町工場が開発 量産可能な最高水準の緩み止め性能のボルト 【苦節21年の道のり 開発編】

“ポンコツ一家”で過ごした5年間 認知症の母と一発屋芸人 にしおかすみこさんが語る「ダメと言わない」介護【前編】

「下請け」は"NGワード" 法改正で消える暗黙の上下関係 フリーランスも保護【2026年から変わること】

パンや味噌汁でもアルコールを検知してしまう?飲酒してなくても摘発されてしまうのか 警察に聞いてみた

【実録・詐欺犯VS警察官】 詐欺電話を受けたのは“本物の警察官”「信号検査・逮捕令状・強制捜査」次々に出る専門用語…人々が騙される巧妙な手口を公開

3年で20本が切断…台湾「海底ケーブル」が直面する脅威と中国の影 最前線・沿岸警備隊パトロールに日本メディア初密着【後編】









