日本民間放送連盟賞の表彰式が、7日名古屋市で行われ、RCCが制作した番組がラジオ番組部門の準グランプリに選ばれました。

ラジオ番組部門で準グランプリになったのは、去年8月6日に放送した「消えゆく声 ヒロシマを継ぐこと」です。
被爆体験証言を続けて亡くなった父の想いを受け継ごうとする家族伝承者の葛藤と、それに向き合うディレクターの心境の変化を交えて、継承のあり方を考えた番組です。
民放連は、「制作者の原爆に触れたくないモヤモヤを主題に据えた点が斬新。伝承を前向きに検討させる力強さがあった」と評価していました。
民放連盟賞では、テレビ教養番組部門でも「ヒロシマの記録『地上の地獄』は映像に遺された」が、「優秀」に選ばれています。

番組では日本映画社のスタッフによって撮影された原爆投下2か月後の広島の姿を再検証するとともに、この映像のカラー化作業も追いかけました。














