漁獲枠の上限を超えたため、今月から小型船によるスルメイカ漁に停止命令が出ていることを受け、鈴木農林水産大臣は、来年度の漁獲枠について「海域別や期間別の管理を検討したい」との考えを明らかにしました。
小型船によるスルメイカ漁をめぐっては、青森県や岩手県の沖で豊漁となったことから、すでに今年度の漁獲できる枠を超えてしまったため、水産庁が今月始めに漁の停止命令を発出。北海道などでの漁の最盛期を迎える前に禁漁となっていました。
この問題について鈴木農水大臣は、きょうの衆議院・予算委員会で「小型スルメイカ釣り漁業の漁獲量をタイムリーに把握して管理をすることができなかったことが主な原因だ」とし、次のように述べました。
鈴木憲和 農林水産大臣
「特定の地域における漁獲の集中による先どりなど、地域間の不公平感が生じている。小型スルメイカ釣り漁業の配分数量について海域別であったりとか、期間別の管理などについても、これから検討させていただきたい」
スルメイカ漁をめぐっては、おととい、国の会議で全体の漁獲枠を2万5800トンから2万7600トンへ引き上げる方針が決まったものの、小型船に割り当てられた枠に対して漁獲量がすでに上回っているため、漁の停止命令は続くこととなっていました。
鈴木大臣は他の漁業種類から漁獲枠を融通するなど、調整を進める方針も明らかにしています。
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