一連のフジテレビをめぐる問題の後、はじめての民間放送全国大会が名古屋市で開かれ、ガバナンスの向上に自主自律的に取り組むことを誓うとした、大会宣言を採択しました。
民放連 早河洋 会長
「今年、私たち民間放送は、長期にわたり特定の放送局への広告出稿が止まるという、いまだかつてない事態を経験しました。人権尊重、ガバナンス強化に着実に取り組んで、民放への信頼を確かなものにしていかなければなりません」
大会のあいさつで、民放連=日本民間放送連盟の早河会長は、「問われたのは、番組を生み出す組織と経営が、人権を尊重しているのか、ということだった」と指摘したうえで、民放全体で信頼回復に取り組む姿勢を強調しました。
また、祝辞を寄せた林総務大臣は、民放の経営陣が率先してガバナンス確保の実効性を確保するよう求めました。
大会では、分断と対立が深刻化しつつある中で、信頼できる情報を提供する民間放送の責務は今まで以上に大きいとして、人権の尊重、法令や社会規範の遵守、ガバナンスの向上に、自主自律的に取り組むことを誓うとした宣言が採択されました。
注目の記事
「やっと技術が認められた」従業員約70人の町工場が開発 量産可能な最高水準の緩み止め性能のボルト 【苦節21年の道のり 開発編】

“ポンコツ一家”で過ごした5年間 認知症の母と一発屋芸人 にしおかすみこさんが語る「ダメと言わない」介護【前編】

「下請け」は"NGワード" 法改正で消える暗黙の上下関係 フリーランスも保護【2026年から変わること】

パンや味噌汁でもアルコールを検知してしまう?飲酒してなくても摘発されてしまうのか 警察に聞いてみた

【実録・詐欺犯VS警察官】 詐欺電話を受けたのは“本物の警察官”「信号検査・逮捕令状・強制捜査」次々に出る専門用語…人々が騙される巧妙な手口を公開

3年で20本が切断…台湾「海底ケーブル」が直面する脅威と中国の影 最前線・沿岸警備隊パトロールに日本メディア初密着【後編】









