メガバンク3行が「ステーブルコイン」の共同発行に向けた実証実験を行うと明らかにしました。金融庁も実験を支援します。

三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の大手3行は、円やドルなどの法定通貨を裏付けとした「ステーブルコイン」の共同発行にむけ、実証実験を行うと明らかにしました。

デジタルな決済手段である「ステーブルコイン」は、送金や決済にかかる手数料や時間を抑えられることが特徴です。

実験ではまず、大手商社の三菱商事の日本の拠点と海外拠点との間で、国境をまたいだ決済に用いることができるかを検証するとしています。

金融庁も3行による実証実験を支援すると発表していて、法令上の課題などについても確認するということです。実験は、今月中にも開始する見通しです。