国際問題を研究する専門家と大学生が意見交換するシンポジウムが宮崎市で開かれました。
宮崎市の宮崎産業経営大学で開かれたシンポジウムには、外交や安全保障などの国際問題を研究している明海大学の小谷哲男教授が登壇。
ウクライナ侵攻や日本への影響が懸念されている中国による台湾有事などの歴史的背景や今後の分析を紹介し、参加者に国際政治を読み解く力の大切さを訴えました。
(明海大学 小谷哲男教授)
「台湾有事、そんなの起こるわけないと考えないで下さい。『起こるかも知れない』、『起こさせないためにはどうすればいいのか』ということをわれわれは考える必要があります」
そして、パネルディスカッションが行われ、法学部の学生と県内の高校生が東アジアの外交と安全保障をテーマに意見を交わしました。
(宮崎産業経営大学 吉武美琴さん)
「今回の研究を通じて、国際社会の政治的安定のためにハードパワーとリアリズムの視点を持ち、日本の安全保障における抑止力を醸成することが喫緊の課題であると痛感しました」
(明海大学 小谷哲男教授)
「歴史と理論をうまく組み合わせて今の国際情勢を分析し、日本が取るべき諸策について考えてもらうということを期待したい」
参加した学生らは国際情勢に関心を深めてました。
注目の記事
「価格破壊の店」「市民の味方」物価高続く中”10円焼き鳥”守り続ける店主の思い 創業75年の老舗居酒屋 福岡・大牟田市

20歳の娘は同級生に強姦され、殺害された…「顔が紫色になって、そこで眠っていました」 女子高専生殺害事件 母親が語ったこと【前編】

障がい者就労支援で疑惑「数十億円規模」の給付金を過大請求か 元職員が語った加算制度の悪用手口「6か月ごとに契約だけ切り替えて...」 事業所の元利用者も"高すぎる給付金額"に不信感

「拾った小石で竹に落書き」「立ち入り禁止エリアに侵入」京都の人気スポット・竹林の小径で迷惑行為が深刻化...記者の直撃にも悪びれないインバウンド客たち 地元商店街からも嘆き「本当にやめてもらいたい」

“ニセ警察官”から記者に詐欺電話「保険が不正使用されている」だまされたふり続けると“事情聴取”も…【特殊詐欺手口の全貌】

15年前の“時効撤廃”なければ逮捕されることはなかった 安福久美子容疑者(69) 別事件の遺族は「ぱっと明るくなりました」 全国には未だに350件以上の未解決事件









