警察官が犯人を逮捕するための技術を競う大会が宮崎市で開かれました。

県警察本部が開いた大会には、県内の警察署や県警察学校などからおよそ250人が参加し、剣道や柔道、それに、逮捕術の技を競いました。

逮捕術は、犯人の制圧や護身のため剣道や空手などを組み合わせた警察独自の武術で、参加者たちは、仲間の声援を受けながら、訓練の成果を発揮していました。

(宮崎県警察本部警務課 田中 孝 人財育成・術科指導室長)
「試合で経験した技、および気力や体力を今後の一線の現場活動において、例えば、犯人と対峙した際にひるまずに適正な職務執行ができるようにいかしていってほしい」

県警察本部では、大会を通して、警察官の技術向上を図りたいとしています。