岡山県内で働く外国人に日本人従業員との交流の場をと、岡山市北区で10日、フットサル大会が行われました。

橋本財団が主催したもので県内の企業などから10チームが参加しました。今年6月、岡山市で日本人従業員が技能実習生に暴行を加えたとして書類送検された事件などをうけて開かれたものです。特に製造業で持ち場が違うと起こりやすいというコミュニケーション不足を解消しようというものです。

【ベトナム人の参加者】「(日本人と)ベトナム人の交流をもっと深めることになり、お互いのことを知り合う機会になって、楽しく交流できた」

【橋本財団・橋本俊明理事長】「外国人と日本人の境がなくなればいちばんいいわけです。生活をもっと楽しむように、社会のほうから働きかけてきょうの機会にしっかり交流してもらいたい」


橋本財団は今後もスポーツにとどまらず食や音楽をテーマに日本人と外国人従業員との交流の場を作りたいと話しています。