開発区域外で“誤伐採”が発覚 工事は一時中止に

そして先週、事態が動きました。

事業者が、開発許可を受けていないエリア約1.5ヘクタールを伐採した“誤伐採”が発覚。県は、改めて行政指導を行い、事業者は工事を一時中止しました。

工事の再開について、事業者は、県に「作業手順の再確認及び、復旧計画の指導を受けながら進める」とコメントしています。

千葉県 熊谷俊人 知事
「当然ながら遺憾であります。現状復帰をしっかりとしていく等について我々としても厳しく見ていきたい」

しかし、住民からは“県側の責任”を問う声も。

鴨川の山と川と海を守る会 勝又國江 代表
「こんな状況まで(県は)事業者に工事をさせてしまった。そういうことは県に最大の責任がある」

全国で相次ぐメガソーラーをめぐる問題に4日、赤沢経産大臣は…

赤沢亮正 経済産業大臣
「より一層の規律の強化、太陽光発電事業の地域共生の確保に取り組んでまいりたい」

国は、すべての太陽光発電の事業者に対して、土砂の流出を防止する措置などを求める方針で、年内にも規制強化の対策を取りまとめたい考えです。