スーツオヤジ図鑑はこうしてつくられる 撮影現場に同行

今回、そんなスーツオヤジ図鑑の制作現場にお邪魔しました。

出演するオヤジたちのスーツは、すべて藤田さんが仕立てています。

藤田伸朗さん
「こんな感じで仕上がっています。秋冬の素材で」

今回のスーツオヤジは、弁護士。

藤田伸朗さん「ぴったりですね」
越後雅俊弁護士「すごい引き締まりますね」

雑誌の撮影チームといっしょに格好よく写るよう演出を考えます。撮影を終えた感想は―。

越後雅俊弁護士
「結構面白いなと思って、ちょっと恥ずかしい気持ちもあったんですけど」
「こうやって顔を知ってもらうと相談しやすいというかたちになるかなと」

世界でたったひとつのその人に合ったスーツ。それを見届けた藤田さんは―。

藤田伸朗さん
「すごい貴重な時間ですね。なかなか接することがない経営者さんとか先生方とお会いできる。自分にとってもプラスになる時間だったと思います」

スーツの仕立てだけではなく、雑誌に載せる出演者へのインタビューも藤田さんが担当します。別の日にインタビューしていたのは、第3弾に出演予定の運送会社の経営者。はじめての女性社長です。

和田美樹社長
「(最初は)『私オヤジじゃないから嫌だ』って言いました。『いやそれが面白いんだ』って熱弁されて」

藤田伸朗さん
「よくオヤジの定義って何なのって。例えば若い子が出てもいいの、女性が出てもいいのっていうふうに言われるんですけど、僕の中では頑張ってるやつなんですよ」「男女、性別、年齢っていうのは問わない」