環境分野の専門家などで構成する「MRTキープみやざきビューティフル審議会」の委員が、アカウミガメの産卵地などを視察しました。

「海岸をきれいにしようと、ウミガメが帰って来る海岸にしようというのが一番大きい」

審議会委員6人はまず、新富町の富田浜を訪れ、アカウミガメの産卵地を視察しました。

委員たちは、現地で調査活動を行う団体からウミガメは本能的に磁場を覚えるため、卵を移動させないことや食害対策などについて説明を受けました。

続いて同じく産卵地である宮崎市の一ツ瀬川南河口も訪ねました。

(キープみやざきビューティフル審議会 岩本俊孝委員長)
「ある程度やっぱり、どこで自分がうまれたかということは(ウミガメは)知ってると思うので、それに非常に磁場が大事」

(キープみやざきビューティフル審議会・岩本俊孝委員長)
「このような視察をすると、いろんな具体的にどういう問題があるかというのがわかってくると思うので、よかったと思います」

委員たちはこのほか、一ッ葉海岸の埋設護岸も視察し、宮崎河川国道事務所の担当者から、海岸浸食への対応策について説明を受けました。

審議会は、今後もこうした活動を通して環境保全を推進することにしています。