2025年も残すところあと2ヶ月ほど。高知市では「紙の門松」の印刷が始まり、新年を迎える準備が進んでいます。
次々と刷られるのは「紙の門松」です。始まりは1952年ごろ。高知市の共和印刷の初代社長が、年末年始に大量に捨てられていた松を見たのをきっかけに、森林資源を守ろうと作りはじめました。デザインは毎年違っていて、2025年は梅の数が多い華やかな門松です。共和印刷によりますと物価高で紙の値段は上がっていますが、「今年も変わらない正月を」という思いで、「紙の門松」を続けています。

(共和印刷 酒井陽典 社長)
「正月の準備をするときに、すがすがしい気持ちになっていただき、正月もすがすがしい気持ちで迎えていただきたい」
「紙の門松」は6日から県内20の自治体や社会福祉協議会などに発送され、その後、各家庭に配られます。また、11月20日からは店頭での無料配布も行われる予定です。














