東京都の小池知事は、若いがん患者などが卵子を凍結保存する際の費用補助について、健康な女性にも拡充する考えを示しました。
東京都 小池知事
「今少子化ということは大きな問題、そして女性活躍というのも別の大きな問題。これらを合わせて考えますと、(卵子凍結は)一つの選択肢として考えられるのではないだろうか」
東京都は、若いがん患者などが生殖機能に影響の出る恐れのある治療をおこなう前に、生殖機能を温存する「卵子凍結」について費用を助成しています。
小池都知事は、がんなどにかかっていない健康な女性にも支援を拡充することを検討し、来年度の予算に盛り込む考えを示しました。
東京都の去年の合計特殊出生率は1.08と、5年連続で低下していて、小池都知事は「少子化対策は最優先課題の1つ」だとしています。
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